HOME >テアプラインナップ >poetic act vol.1 「春マチ小唄」
■STORY■
日本人ほど桜の花に一喜一憂する民族はいないだろう ヨーロッパの人々が薔薇の花に捧げる情熱とは趣が異なる 三月も半ばを過ぎると すべての天気予報では、開花予想をして今か今かと待ちわびる 咲いたら咲いたで、花見だ宴会だとこぞって街へ繰り出す まるで何かにとり憑かれた儀式のように 桜の花が咲き誇る期間は、せいぜい二週間がいいところである けれどその二週間に、人々は様々な想いを馳せ逡巡する 桜は散るから美しい、とは誰の言葉だったか この刹那的運命の中に 我々は生の喜びを見出し 同時に死ぬることを美徳と考える 春は桜の季節である 新たな生活が始まる季節である 新しい季節に彩る花は、散り際に何を語るのか ちなみに僕の誕生日は四月 散り行くものに 去り行くものに 看取られながら、僕は生を受けたのである ■【みどころ】 ◎スターシステムを排除したアンサンブルの妙 ◎ポップなリズムで紡ぎ出される台詞の数々 ◎舞台ならではの身体表現 ■【こんな方にオススメします!】 ◎漠然とした不安を抱えている方 ◎生きることの意味を考えている方 ◎恋をしている方
■CAST & STAFF■
キャスト 福代千鶴 石井麻衣子 吉野絵理(劇団漂流船) 遠山奈都子 清水功太郎 スタッフ 構成・脚本・演出・・・清水功太郎 照明・・・三浦あさ子 音響・・・佐々木孝憲 小道具・・・香川容子 衣装協力・・・奥山静香(パンダ舎) ヘアメイク・・・村山淳子 振付・・・わんこ チラシ・ウェブ・・・スイトウキヨユキ スチール・・・jun. 舞台監督・美術・・・坂 享宣(ソマリ工房) 制作協力・・・塩路牧子(裏庭巣箱) 企画・製作・・・100milesFC
公演データ