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■STORY■
「まぬけなリュウの話」は、76年にポプラ社で刊行され、全国推薦図書にもなった創作童話です。 けなげで純真無垢なリュウのキャラクターを通して、時に滑稽、時に切なく、ペーソスを織り混ぜ、人間のエゴ、自然軽視に対して警鐘を鳴らし、自然の生命を「慈しむ」ナチュラルな感性を育んでいただける作品です。 昔々。山奥の村はずれに住む気の良いリュウは、長雨で飢えた村人達の嘘の話の証拠として、大切な後ろ足の爪を切り取られてしまいます。村人達は、その爪を役人に献上して食べ物を得る事ができました。翌年、今度は日照りが村を襲いました。やせこけたリュウは、村の為に痛む後ろ足を引きずり山へ向かうのでした……。 <みどころ> ◎表情豊かな糸あやつりのリュウ(全長17cm)がとても魅力的。 ◎充湖すすきのソフトな語りが観客を魅了。 ◎全編を流れる「ロバの音楽座」のアコースティックな音楽が心地よい。
■CAST & STAFF■
〈スタッフ〉 原作/斎藤星次 脚本・構成/吉永淳一 人形美術・舞台美術・演出/山本由也 音楽/松本雅隆(ロバの音楽座) アドバイザー/西田堯・山本健翔・高畑勲・伊藤巴子・岡村春彦 〈キャスト〉 【人形操演】山本由也、益村泉 【語りべ】充湖すすき
公演データ