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■STORY■
『アポカリプティカ』はミルコ・ケレメン、フェルナンド・アラバール、エドモンド・キーゼルバッハという3人のマルチメディアの活動家による総譜が発端となり、コラージュのように構成、演出され、1989年にケルンで初演された。この作品は聖書(創生記、出エジプト記、黙示録など)を題材にしている。 金のための、国境のための、権力のための戦争。そのために異なる考え方を'悪'として追放していく社会構造。 ミラン・スラデクは1938年、チェコスロヴァキア共和国生まれ、世界的マイムアーティストとして評価されつつも1968年、プラハの春にスウェーデンに亡命、1970年にドイツに移住。 1989年、社会主義の崩壊とともにスロヴァキアに戻り、現在はドイツ・スロヴァキア両国を拠点に、各国で独自の舞台を提示し続けている。 ブレヒト作品にも造詣が深く、〈ビエンナーレKAZE演劇祭2005〉ではKAZEの『三文オペラ』を演出、刺激的な舞台を協働した。 第1回〈ビエンナーレKAZE演劇祭2003〉に招聘した『アポカリプティカ』が、「20世紀の黙示録」と題して再来日する。 <みどころ> ◎1989年から上演し続けられているミラン・スラデクのライフワーク ◎世界的マイムアーティストが描く人類のテーマ ◎2003年に日本で初演、世界各国を巡る公演の一環でレパートリーシアターKAZEでの再演!
■CAST & STAFF■
芸術監督:浅野佳成 作:ミルコ・ケレメン/フェルナンド・アラバール/エドモンド・キーゼルバッハ/ミラン・スラデク 演出:ミラン・スラデク 舞台美術:アントニン・マレク 出演:ミラン・スラデク イシドロ・フェルナンデス/グラシアス・デバラジュ
公演データ