「カッコーの巣の上で」(one flew over the cuckoo's nest)はケンキージーによるベストセラー小説だが、1975年のアメリカ映画の名作といったほうが、印象が強いという方も多いことだろう。
精神病という孤立した社会の中に存在する独特のシステム。そこに突如転がり込んでくる一人の男ランドル・P・マクマーフィ。彼は患者たちの日常をどんどん浸食し変化させていく。
2008年「夜の滝-a night falls」は、今は無きコロンビア・リヴァーインディアンのチーフブロムデンが一人夢想する、故郷の「美しい滝」のイメージから名付けた。
本作品はGUCCI&BOCCIが原作とはまた別の色彩と音を加え、新しい言葉で創りだすGUCCI&BOCCI版「カッコーの巣の上で」である。