HOME >テアプラインナップ >炭酸の空
■STORY■
もうすぐ地球は滅亡する。 想像を絶する混乱の中をなんとか生き延び、水も食糧も電気も充実しているシェルターにたどり着いた男女5人が、終末の「その日」を待ちながら地下室で生活を続けている。 シェルターのリーダー格、大石(オオイシ)。「薬」と「鍵」によって地下室の秩序を守る男。監視室で外の様子を監視し続ける男、数野(カズノ)。だが彼はすでにその監視役を放棄している。シェルターに迷い込んできた男、押切(オシキリ)。気楽でおしゃべりだが、かけがえのない守るべきものを持っている。押切とともにやってきた女、副島(ソエジマ)。地下室での母親役として、生活の安定を願っている。 そして車椅子で生活する少女、繭(マユ)。その繭の周囲に現れ消えていく、繭の兄。 起きる。食事をする。話をする。薬を飲む。夢想する。望む。また笑う。眠りにつく。時間の狭間を行き来しながら。 「その日」が近づいている。 <こんな方にオススメします!> ◎中身の濃い作品を観たい方 ◎汚れきった果ての美しさを観たい方 ◎若手の演出家に興味のある方
■CAST & STAFF■
■ 作 冨士原 直也 ■ 演出 津田 拓哉 ■ 出 演 牛水 里美(黒色綺譚カナリア派) 成田 浬 山本 亜希(7の椅子) 高橋 裕太 (一回転半) 内山 清人(projectサマカトポロジー) 宇賀神 明広
公演データ