HOME >テアプラインナップ >ちょんまげ手まり歌
■STORY■
やさしい藩特産、ユメの実、花の実、オモシロ実。 侍のユメ、戦のユメ……朝に一粒、夕べに一粒。」 ここは、山また山に囲まれた《やさしい藩》。 この藩では六才になるとお花畑に入れられる。 暗いくらい土のなか。がたがたぶるぶる、もぞもぞもぞ。 お殿様に許された者は足を切られ、《やさしい娘》《やさしい侍》になっていく。 ぎっちらぎっちら、ひょっくひょっく、おっくらおっくら。 何かに気付き、迷った者は子どもも大人も首をちょん切られる。 お花畑に入れられた子どもたち、ちょん切られた首……。 やさしい藩特産ユメミの実はこの血を吸うて育つのだ。 生きた人間の血を吸うて。 ある日、山んばがやってきて藩は大混乱。 真実を問い質すこの老人もまた、首をはねられ埋められてしまうのか。 お殿様とは……、山んばとは……、緑のユメミの実とは……。 おかしくて、かなしくて、こわいこわいお話。 <みどころ> ◎バンドの楽曲・効果音と役者。芝居とサウンドと客席との相乗効果。 ◎演奏舞台でしか体験できない独特のライブ感。 ◎芝居・歌・踊り・殺陣・映像が交錯する舞台。 ◎パワーアップした演奏舞台がお届けする2009年第一作目!
■CAST & STAFF■
原作=上野 瞭 台本=久保田 猛 作曲・演出=浅井 星太郎 照明=斎藤正雄 演奏=THE☆演奏部隊 出演=文月 一花、岸 聡子、鈴木 浩二、内海守生、ほか
公演データ