★☆北区つかこうへい劇団|ミラー・ツイン
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劇作家・演出家コースの新人劇作家4名による、初の合作作品!
◆あらすじ
その記者会見場は異様な熱気に包まれていた。移植医療の世界を一変させる画期的な人体再生技術の成功が発表されたからだ。ミラー・ツインと呼ばれる特異な体質を持った一卵性双生児だけに見られる特殊な遺伝子を利用することでの臓器の完全再生に、帝都大・畠田教授のチームが成功したのである。後は人体への移植実験に移行するのを待つのみである。
チームの主任研究員・永瀬律は誇らしげに胸を張り、畠田らと記者会見場のひな壇の上で取材カメラのフラッシュの放列を浴びていた。しかし、会見場にいた一人の医療ジャーナリスト・沙希の追及によって晴れやかな場は台無しとなってしまう。
数日後、重い肝臓の病気を患って余命幾ばくもないという相川響が沙希とともに律たちの研究室を訪れてきた。畠田教授は格好の人体実験材料が現れたと喜ぶ。が、響は幼少のころに生き別れとなった律の弟であり、その出生を巡る律との悲しくつらい過去を持っていた。20年ぶりの響との再会に、律は忘れようとしていた過去という鏡に映ったもう一人の自分と向き合わなければならなくなった。
果たして、響の来訪の目的は? 沙希はなぜ響とともに律の前に現れたのか?
突然突きつけられた鏡の向こう側に、律はいったい何を見つけるのか?
再生医療の現場を舞台に、人間の絆と生の在り方を問う、★☆北区つかこうへい劇団劇作家・演出家コース第5期生4人の共作による意欲作。乞うご期待。
◆みどころ
1.4名合作の行方
2.テーマに対して、以外にコミカルな芝居
◆こんな方におすすめ
1.ちょっとまじめになりたい人
2.でもちょっと笑いたい人
3.希望が欲しい人
◆脚本・演出家
舘 小登里、白川ヒロ、森澤宏昭、叶逆転
◆出演者
渡辺和徳、杉山圭一、北田理道、高野愛
◆公演期間
2009年7月31日(金)-8月2日(日)
2009年7月31日(金)19:00-
2009年8月1日(土)14:00-、19:00-
2009年8月2日(日)14:00-
◆会場
東京・北区|滝野川会館(東京都北区西ヶ原1-23-3)
◆席種・料金等
全席自由 2,000円(当日券のみ)
◆公演や料金等の連絡先
★☆北区つかこうへい劇団
TEL 03-5924-1126/E-mail mail@tsuka.co.jp